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液状シリコーンゴム射出成形システム
(LIMS:Liquid Injection Molding System)
液状シリコーンゴム射出成形システムとは、優れた特性を持つ液状シリコーンゴム(LSR)と、これを精密・安定的に射出する成形機を用い、且つ高精度を有する金型を組み合わせ、A/Bの2液の材料を混合し材料セットするだけで、以降の成形品完成までのプロセスを自動化できる成形システムです。
液状シリコーンゴム
(LSR:Liquid Silicone Rubber)
- ・特長
- 電気特性、耐熱性、耐候性、耐オゾン性、耐薬品性に優れています。
熱可塑性エラストマーより薄肉成形が可能で、安全性が優れます。 - ・用途
- 家電業界をはじめ自動車分野、食品用途、医療用等 様々な分野で活用できます。
液状シリコーンゴム射出成形の特長
- ■生産性の向上
- 液状シリコーンゴムを付加反応で硬化させるため、硬化速度はミラブルシリコーンゴムより速く、成形時間の短縮化が可能です。
- ■成形の自動化
- ノーバリ、ランナーレス成形に対応できます。
さらに硬化後の離型性にも優れることから、成形工程を自動化することができます。 - ■接着成形法
- 異種材(樹脂・金属)を金型内にインサート後、液状シリコーンゴムを金型に充填し熱硬化させ接着を行います。 液状シリコーンゴムは熱硬化性樹脂の為、金型温度は120℃~150℃になります。
- ■環境への対応
- 硬化反応による副生成物がありません。またノーバリ、ランナーレス成形によって廃材の処理が不要なため、環境に配慮した製造が可能です。
- ■液状シリコーンゴムの金型
- 標準成形タイプ
液状シリコーンゴム単体の金型。
接着成形タイプ
金型を使用して成形する都合上、有効面積に限りがあり、接着成形の場合、シリコーンゴム単体での成形と比較して圧倒的に取り数が減ってしまいます。
オプション
ランナーレスの金型製作が可能です。 - ■工 程
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標準成形タイプ LSR材料LSR2液混合LSR材料セット成 形後処理製 品接着成形タイプ 異種材(樹脂成形品・金属切削品)の製作LSR材料LSR2液混合LSR材料セットインサート成形後処理製 品
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